今宵は中秋の名月、十五夜のお月様が天空にあらわれます。
十五夜は芋名月とも称されること、昨今の「日本ブーム」のおかげで、多くの方々に知れ渡っているようです。
華道のおけいこでは、ススキをいただきました。
昨日生けたお花を窓辺に飾りって、お月様を待ちたいと思います。
けれど、残念ながら今日の空は雲に覆われています。
お月様は顔を出してくださらないかもしれません。
そんなときは、雲の向こう側に煌々と照るお月様がおいでなのだと、空想でお月見をすることにしています。
さて、10月には十三夜=栗名月がひかえています。
両方見ないと方見月といって、忌み嫌われているのもご存じですね。
十三夜は、十五夜のお月様よりもいっそう明るく輝くうえ、100パーセント近い確率で見ることができるといわれています。
今宵は雲の向こうにお月様の存在を感じ、来月こそまばゆい月光に期待したいと思います。
節句をはじめとする季節の行事を行うことは、縁起担ぎの意味もあり、武家では大切にされてきました。
これらの行事は日本人が農耕民族であるゆえ、深く根付いたといわれています。
武士はもとを辿れば土地を耕し生きる農民。
ふだんは土地と向かい合い、戦となれば甲冑を着て武具をたずさえ、出て行きました。
命を天にあずける
そのうえで、無事を祈る。
これは自然と共に生きる農民も、公のために生きる武士も、こうして生きていかずにはいられなかったのです。
けれどその姿勢が謙虚さや誠実さにもつながったのかもしれません。
今宵は十五夜のお月さま。
天に向かって心をひらき、素直な気持ちで日ごろの感謝と今後の無事を祈ってみませんか。
旧暦や日本の行事しきたりのことを調べるとき、重宝しているサイトをご紹介しましょう。
「暦のページ」
ぜひ、ご覧になってみてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿